仕事の合間を見つけて、Nack Shotsに登場する車両を少しずつ紹介していきますね。
PHARAOHS C.C.最年少メンバー山田さんの1966年型カプリス、SICK SNAKE。光の当たり具合によって発色が随分と変化するので、撮影にはかなり苦労をしています。見所はフェードのかかった深みのある塗装、オーナーオリジナルのギターと同柄ペイントされたリアフェンダー上部のグラフィック、そしてスネークスキンのルーフです。作品集内のエッセイでは、撮影手法も解説しています。ボンネットやトランクフードに浮かび上がるグラフィックは、実にクールなフィニッシュを見せています。空に漂う雲は合成ではなく、撮影当日に流れていた本物なんですよ。製作は愛知県のCHOLO'S CUSTOM。
本作品集の発売日となった6月3日の16thストリート・カー・ナショナルズ・スズカにて、アワードを獲得したGRAND BLUEも登場します。カスタムの聖地とも呼ばれる東海地区において、いま最も勢いのあるカークラブと言っても過言ではない、STRONGERS C.C.のメンバーカーです。オーナーでもあり、ビルダーでもあるB/R 221筒井さんのこだわりを随所に見ることができます。クロームのドアノブが多数セットされたフェイスカスタムもそうですが、最大の見所は'64年型インペリアルのテールレンズをインセットしたボディワークです。美しく仕上げられたそのプレスラインを多方向から撮影していますので、本作品集をぜひ手に取ってご覧いただけたらと思っています。
Nack Shotsの裏表紙を飾ってくれたのがこちらの'71年型ビュイック・リビエラ、NEVER MiND!です。オーナーはブログodacha~~n!!のコキたい放題！で楽しい話題を提供してくれているodachanです。製作ショップは愛知県豊橋市のSquare Kustoms。最近よく思うのは、このSquare Kustomsで製作されたクルマはお世辞抜きでかなりセンスがいいなということです。このNEVER MiND!のグラフィックはプレスラインに合わせて描かれているのですが、高位置から眺めるとかなりセクシーな表情を見せてくれています。中面ではフレームスを出しながらの迫力の走行シーンも収めていますよ!
巻頭はアメリカでも人気を博すNEXT MOVIEこと1962年型シボレー・インパラ。独特のグリル、テールランプ、そしてフレームが完全に着地するほど下げられた迫力のフォルムは愛知県のCHOLO'S CUSTOMによるものです。フレームヒットで火花を散らして走り抜ける勇姿を、見開きにて紹介しています。多角度から撮影したグラフィックも見所です!
